『 住宅ローン選びで大切なこと 』

 先日ネットニュースを見ていると、

住宅ローンを組んで家を建てる方の中で、

固定型商品を選ぶ方はわずか約2割で、

なんと約8割の方が変動型商品を選んでいるという

調査結果が書かれていました。

 

 

  もちろん、変動型商品にせよ固定型商品にせよ、

お互いメリット・デメリットの両方を持ち合わせているので、

一概にどちらが正解で、どちらが不正解というのはありません。

 

 しかし例えば、貯蓄や両親からの援助がほとんどなく

予算のほぼ全てを住宅ローンでまかなう予定であるのならば、

今の状況だけを考えて住宅ローンを選ぶことだけは

絶対に避けなければいけません。

 

 

 

  つまり、金利の安さや初期費用の安さがメリットである

変動型商品に飛びついてはいけないということなのですが、

 

 実際に変動型商品を選んでいる方の約8割が、

金利と初期費用の安さに飛びついて変動型商品を選んでいるようです。

(残りの2割は、不動産屋や住宅会社に勧められるままに、

変動型商品を選んでいるとのことでした)

 

 では、なぜこのようなことになるのか?と言いますと、

非常に多くの方が銀行に住宅ローンの相談に行ってしまうからです。

 

『んっ?当たり前じゃないの?』

と思われたかもしれませんが、

実は、これが落とし穴なんですよ。

 

銀行に住宅ローンの相談に行くと、

ほぼ間違いなく変動型の住宅ローンを勧められます。

なぜなら、変動型商品は銀行のリスクが低いからです。

 

 変動型商品は、

景気が良くなれば、それに合わせて住宅ローン金利を上げることができ、

景気が悪くなれば、それに合わせて住宅ローン金利を下げることが出来ます。

つまり、市場の動向に合わせて金利を操作が出来るので、

銀行はリスクを負う必要が全くないということです。

 

 しかも、銀行の方はお金のプロでもありますので、

潜在的に銀行の方が言うことは正しいと思ってしまいます。

その結果、固定型商品を選ぼうと思ってせっかく銀行に

相談に伺ったのに、

知らず知らずの間に変動型を選んでしまっていた、

なんてことも決して少なくありません。

 

ですから、住宅ローン選びでミスしないためには、

銀行には住宅ローンの相談に行くのではなく、

住宅ローンの申込みに行くようにすることです。

 

 住宅ローンは、どこの銀行でも、

またどんな商品でも自由に選ぶことが出来ます。

すでに口座がある銀行で組まなければいけないこともなければ、

知人が勤めているから良い条件を提示してくれるわけでもありません。

 

 まずは、ライフプランニング&資金計画をすることをお勧めいたします。

そして、自分にとって向いている住宅ローンは、

変動型なのか?

あるいは固定型なのか?

を理解して、その中で自分にとってベストな住宅ローン商品が何なのか?

しっかりと理解していただいてから、

銀行には行くようにしていただければ幸いです。

 

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無料相談をいたします。

 

令和時代の家づくりは無理のない計画をすることで

リスクを回避できますよ。