こんにちは、眞田です^_^
1月があっという間に終わりに近づいてしまいましたね。この月が1番好きなので少し寂しく感じます…
みなさん、数寄屋という言葉をご存知でしょうか。
数寄とは「好き」の当て字で、茶の湯や和歌、生花を好むこと。数寄屋は、「好みに任せて作った家」という意味で茶室のことを指します。
元々は千利休がつくった「数寄者」という言葉があり、器を沢山集めている人のことを指すのだそうです。
数寄者の家→数寄屋 となったと言われています。
当時、お城や貴族の建築は、権力を象徴する様な格式高いものが好まれる中、
それに対して茶人たちはガチガチの格式ばったデザインや豪華なものを嫌いました。
数寄屋はもっと自由なものであり、手がける者それぞれが、自身の美意識を強く反映したものとなった様です。
前置きが長くなりましたが…
そんな数寄屋造りの建物が偶然にも近所にあり、なんと建物内も見学することができました🔨
お休みの日にふらーっと散歩していたら、川の向こう側に素敵な建物を発見したのでスーッと引き寄せられてしまいました😅🌟
木造平家建ての数寄屋造り。
館内は、とても気さくなスタッフの方に隅から隅まで案内して頂き、
使われている材木、内装材、歴史についても丁寧に教えてくださいました✨
館内にはお休み処もあり、お抹茶と上生菓子のセット(¥500)を美味しく頂きました🍵
その季節に因んだお菓子を頂けるそうです。
私が訪れたのは夏でしたので、かわいらしい向日葵の生菓子でした🌻
茶道や華道など日本の文化・芸術に関する目的であれば、施設利用もできる様です。
📍漸草庵 百代の過客
(ぜんそうあん はくたいのかかく)
施設名は、松尾芭蕉の「おくのほそ道」を世界に広めた、日本文学者ドナルド・キーン先生がつけた名だそうです。
とても印象に残った建物だったのでブログにさせて頂きました😌
お近くに来られた時は是非行ってみてください。おすすめの場所です🌟