こんにちは
新居に収納を作る前に考えること
1.どんなものを持っているかを知る
2.必要かどうか見直す
3.適所収納を考える
についてここまで書いてきました。
必要なものだけが残り、どこに収めるのがベストか考えたら
そこから収納設計に入りましょう。
【クローゼット】
増えやすい衣類。
すぐしまえて、すぐに出せる収納が理想ですね。
クローゼットと一言で言っても、
部屋になっているウォークインクローゼットタイプ、
寝室の壁を使った壁面クローゼット、
最近増えているのが部屋と部屋をつなぐウォークスルークローゼットなど。
それぞれ一長一短あります。
ウォークインは大容量収納が可能ですが
人が歩くスペースが必要になるため、
床面積に対して収納スペースが少なくなることも。
壁面タイプは中身を一覧できるので便利ですが
扉が折れ戸か引き戸になるのでデッドスペースが出来やすい。
ウォークスルーはスペースからスペースへ行き来できるのが目的ですが
壁2面は使えないので収納にコツが必要です。
いずれも敷地の大きさや間取り、手持ちの衣類の量と相談して選ぶことになります。
どのタイプでも共通の寸法は図のとおり。
ハンガーをかけるバー部分は幅60cm程度
衣類の肩幅は女性物で40~45cm、男性のジャケットなどは50cmほど。
壁に擦らない程度の余裕をみると60cmがちょうど良い幅です。
ハンガーバーの高さは180cm前後
中途半端に低いと衣類をかけた時、足下を活用できません。
180cmなら背伸びをする必要もほとんどなく、
さらに足下にタンスなどを置く十分な高さが取れます。
また、90cm程度の高さにもう一本バーを設置できるので
ボトムス専用に使えば収納力がアップしますよ。
通路(人が通る部分)幅80cm程度
通路を広くとるとそれだけデッドスペースができてしまいます。
ムダのないスペース作りがスムーズな動線に繋がります。
この3つのポイントを押さえるだけで
グンと収納力アップのクローゼットが完成します♪
手間が少なくスムーズに出し入れができるクローゼット作り
ぜひ目指してくださいね。
他の収納については次の記事で触れましょう。
アメリカ発の整理術 ライフオーガナイザー
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