くらしと収納-思い出を整理する〜1

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【参考商品】無印良品 ポリプロピレンアルバム (V)L判・20枚

 

3月は卒業の季節。

別れもあれば、新しいスタートへの切り替えの

タイミングでもあります。

 

今までの日々を大切にしながら、新たなステージへ

踏み出すための思い出を整理する方法をご紹介します。

 

 

お子様のいるご家庭で、特に多いご相談は子どもの制作物の扱い。

絵を描いたり、折り紙を折ったり、もっと大きな工作を持って帰ってきたりします。

 

作品に現れる成長を見ると、なかなか手放しがたいのが親心ではないでしょうか。

とはいえ、限られた収納スペースにかさばる工作の数々は痛い収納物です。

 

最近人気なのは、写真に撮って残すこと。

携帯カメラでもデジカメでも、気軽に写真を残せるようになった今日だから

こそできる賢いテクニックです。

 

大事なのは撮りっぱなしではなく、キチンと印刷してアルバムにまとめること。

 

作品の多いご家庭なら専用のアルバムを用意します。

一年一冊の基準で、入れていきましょう。

年別に分けるメリットは、あとで見返す時に成長が分かりやすい事。

お子様と作品を一緒に撮影すれば、思い出とともに残せる世界でただ一つの

作品集になります。

 

 

では作品本体はどうすれば?

リビング等の一角に展示コーナーを設けて飾ってあげましょう。

子どもにとって自分の力作が、一番身近な大人に評価されるのは嬉しいものです。

自分に自信の持てる人間に育てるために、とても重要なプロセスなのです。

 

飾るのも、1ヶ月など期間を決めるか、次の展示物が来たら、と

タイミングを決めて入れ替えていきます。古い作品は、処分します。

もちろん、すぐに捨てずいったん保管箱に入れておいても良いでしょう。

そして年末にもう一度見返してから廃棄します。

 

大事なのは、その作品作りがお子様の成長において『経験』になること、

そして親がお子様の成長を楽しめること。 

やみくもに残しておくことが良い訳ではないのです。