家族と住宅展示場や住宅会社の見学会を見に行ったことがあれば、建坪26坪の家と聞くと
まだ家づくりを始めたばかりの方にはあまりピンとこない広さでしょうか?
「結構狭いんじゃないか?」とか
「収納が全くないんじゃないか?」とか
「ちょっと小さすぎるんじゃないか?」
と思っているのではないでしょうか?
しかし実は建坪26坪もあれば、なんと20帖もの大空間LDKを確保することも
可能なんです!その上、収納をトータルでなんと!?9.5帖も確保することが出来ます!
ざっと計算すると、延床面積の約18.2%が収納ということですね。
(9.5帖を坪にすると4.75坪なので、4.7÷26=約18.2%となります)
つまり、平均的な一戸建ての収納量は延床面積の10%ぐらいなので、
【35坪(=70帖)の家だと、合計で7帖ぐらいの収納が普通ということです】
これは平均的な家よりも広い収納を確保しつつ、20帖もの大空間LDKをつくることが
出来るというわけなんです。
延床面積で26坪もあれば・・・。
もう少しくわしく部屋や収納の広さについて考えてみたいと思います。
はじめに26坪という広さを帖数に換算すると52帖ということになります。
その52帖から玄関とホール分として2帖を差し引きます。
さらに玄関につくる土間の収納として1.5帖を差し引きます。
【52−2−1.5=48.5】
次はお風呂(2帖)・洗面(1帖)・脱衣(2帖)・トイレ(1帖)で
水回りスペースとして6帖を差し引きます。
【48.5―6=42.5】
続いて、それぞれの部屋を差し引いてみます。
寝室として6帖、それから寝室の収納(ウォークインクローゼット)3帖
子供を2人と想定し、それぞれに4.5帖の部屋と0.75帖のクローゼットを確保したと仮定し、
これらを全て差し引いてみます。
【42.5ー6−3ー4.5―0.75ー4.5ー0.75=23】
残り23帖の面積が残ってくることになります。
そして、キッチン裏に3帖の広々パントリーを設けると、
LDKとして23帖ものスペースが残ることになるわけなんです。
収納も、玄関に1.5帖、脱衣室に0.5帖、子供部屋2室分で1.5帖、
寝室に3帖、LDKに3帖あります。
これらを合計すると9.5帖になります。
なかなかいい感じの収納量だと思いませんか?
そして、この広さの住まいが性能に優れた断熱材を使用し、
無垢の床板を全面に使用しながら、プライバシー性に優れとっても使いやすい、
広々したウッドテラスもつくりその上、抜群のデザイン性まで兼ね備えた状態で、
実現することが出来るとしたら素敵だと思いませんか?
お気付きのことかもしれませんが、確かに寝室や子供部屋といった
それぞれの個室は少し狭めにとっています。
なぜなら、ほとんどの方はイフスタイルが、家族全員がリビングで一日の大半を過ごし、
個室はただ寝るだけの部屋になっているからです。
そうなると寝るだけの部屋を無駄に広くする必要はないと思います。
もし、あなたがこれらの部屋まで広くつくろうとすれば、
どんどん家の面積ばかりが膨らむことになり、コストがかかり過ぎてしまうことになります。
また、普通の2階建てにして個室を全て2階に上げてしまうと、
コストはそれなりにカット出来ることになるのですが、
使い勝手は決して本当に良いわけではありません。
とりわけ子供が小さいうちは?
せっかく広くつくったリビングも、子供のおもちゃや荷物で入居半年後には、
もうグッチャグッチャです。
よほど、片付けや整理が得意な人じゃない限りは毎日大変なはずです。
【子育て世代の90%以上の人がこのような状況になっているのではないでしょうか?】
さらに、2階に個室が増えても、1階との間に温度差が出来てしまうので、
決して快適には暮らしにくく、快適性を追求しようとかなり余分な光熱費が
かかってくることになってしまいます。
しかも、その場合2階に無駄な廊下がたくさん出来てしまうので、
特になくても良いものに、余分なコストをかけなくてはいけなくなってしまいます。
とりあえずどのような間取りにしたいのか?
家にどれくらいお金をかけたいと考えているのか?かけたらよいのか?
などは収入や貯蓄の状況によっても違ってきます。
また価値観によっても違ってくるので、今回ご説明させていただいたような住まいが、
全ての方にとって必ずしも最良な住宅とは限りません。
もしあなたが可能な限り将来性を考え予算を抑えながらも、家族が健康でより過ごしやすく、
より使い勝手が良い住まいを実現したいとお考えであれば一度弊社にお越しいただければと思います。
きっと、あなたにとって新たな発見とワクワク感がありますから!!
『あなただけに・・・。』
~価値ある空感づくりを共に~