平屋の住宅は使いやすさや住みやすさだけじゃなく耐震性能や省エネルギ―という
観点から見ても最もオススメな住まいだと思います。
しかし、どんな「平屋」でも住みやすいのか?と言うと決してそうではありません。
もし間取りが悪かったら、2階建住宅以上に住み心地の悪い家になってしまいます。
そのためにも平屋を建てる場合には、いくつかのコトに注意しなければいけません。
できれば平屋が良いなとお考えの方がせっかく平屋を建てたのに実際は
住みにくいという悲しい現実に直面しないためにも今回は、平屋を建てる際の注意点に
ついてお伝えしたいと思います。
◎平屋を建てる時に注意すべきポイント
その1:プライバシー性と防犯性を考える
まず、注意すべきコトはこれではないでしょうか?
というのも、平屋は全ての部屋が周囲からの視線にさらされる
1階にあるからです。
例えば外に向かってオープンな窓ばかりつくってしまうと、
外から家の中全てが丸見えになってしまうだけではなく、
泥棒に狙われやすい防犯性の乏しい住まいになってしまいます。
また、平屋の場合は洗濯物を干すところにも注意しないといけません。
丸見えのところに干せば家族構成が分かってしまいますし
家の景観も台無しになってしまいます。
その2:明るさと風通しを考える
次に注意すべきポイントは、明るさと風通しです。
周囲に向かってオープンな窓ばかりつくってしまうと、
周囲の目が気になり、カーテンを開けることが出来なくなってしまいます。
そしてその結果、光を遮ってしまうだけではなく、
風が通らない家になってしまいます。
周囲が気になりカーテンが開けられないわけですから。
さらに、最悪なのは、大きな窓のシャッターをほとんど閉めっぱなしに
してしまうことなのです。
これでは家の中が真っ暗になってしまい、
そもそも、そこになぜ窓をつくったのか意味がなくなってしまいます。
その3:コストをよく考える
そして最後の注意点がコストをよく考えるコトです。
平屋は、最も坪単価が高くなる住まいです。
おそらく、同じ材料を使った場合、
一般的な2階建ての家よりも、屋根部材や基礎部分が
多いので金額は高くなります。
そうならないためにも無駄になりそうなスペースや、
部屋の広さや部屋数などについて、もっと掘り下げて考えていただき
出来るだけ面積をコンパクトにしていく必要があります。
廊下はないプランが非常に良いです
そして、必要なものは一切妥協することなく家をコンパクトにすることで、
合理的に家のコストを圧縮していくようにします。
◎家賃と同じくらいの返済で土地を買って平屋は建てられる?
以上の3つのコトを意識しながら間取りができると
最小限のコストで最も住みやすい平屋住まいを建てることができます。
もしたとえ土地から購入しなければいけないとしても、
家賃と変わらない返済で家づくりが出来るようになるかもしれません。
この設計概念で間取りをつくることが出来れば、
どんな土地でも、明るくて住みやすい住宅がつくれるようになるため、
その結果、土地の取得コストが大幅にカット出来るようになるからです。
また、土地取得コストや建築コストだけではなく、
庭などの外構工事費用までもコストカットすることが出来ます。
平屋を建てることで、敷地に出来る無駄なスペースを最小限にして
デザイン性と防犯性に優れたお家は、ブロック塀や目隠しフェンス、植栽などに無駄なコストをかける必要がないからです。
これから「平屋」を建てたいとお考えであれば、まもなく弊社が早稲田エリアで
建てる「平屋」をご覧いただければと思います。
無理のない返済で手に入れられる。とっても住み心地が
いい暮らしやすい平屋の住まいを体感できると思います。
『あなただけに・・・。』
~価値ある空感づくりを共に~