くらしと収納-年末の大掃除に向けて1

お片づけとお掃除は、快適な住空間を維持するために

どちらもとっても大切です。

 

121223souji1

 

せっかく整った空間も、埃や油汚れが残っていたらテンション半減です、、

新年を気分よく向かえるためにも、お掃除のコツを抑えて

簡単、短時間でピカピカ空間を手に入れましょう。

 

 

お掃除の鉄則1:敵を知る

人が暮らしていれば、汚れるのは当然。

すっきり簡単にキレイにするには、汚れの原因と質をしっかり見極める事が第一段階です。

 

♢汚れの種類は2つ

汚れは大きく2種類に分けられます。

1.油汚れ

2.水アカ(カルキ)汚れ

 

ドアノブや裸足で歩くフロアのべたつきは油汚れ。

流しまわりのぬめりや白く固まった物は水アカや水道水に含まれるカルキ汚れ。

そこに、ホコリや砂等がくっついてどんどん頑固汚れになります。

すぐに拭けば落ちやすいですが、時間が経つとどんどん落ちにくくなるのは、

きっとどなたでも体験済みでは?

 

♢汚れの性質と中和

それぞれ汚れには、性質があります。

油汚れ・・・酸性

水垢汚れ・・・アルカリ性

 

この酸性やアルカリ性など性質のことを「液性」と呼びます。

汚れを落とす時には、反対側にある液性の洗剤を使って落とすのが基本です。

つまり、油汚れ vs アルカリ性洗剤、水垢系汚れ vs 酸性洗剤 となります。

 

これを”中和”と言って、きちんと中和できると、サラッと水に流れるように

汚れを落とす事が出来るのです。

 

いままでゴシゴシこすったりしていたのがウソのように

スルンと気持ちよく落ちるようになるのですから、知って損はないですよね^^

 

強酸性>酸性>弱酸性>中性<弱アルカリ性<アルカリ性<強アルカリ性

とう順で、強さが変わり、それぞれの汚れの頑固さに合わせて

使い分けることができます。

強アルカリや、強酸はプロが使うような洗剤で、一般家庭用の製品にはほとんど使われません。

お手元の洗剤の裏ラベルを見ると、必ず液性が書いてあります。

一度チェックしてみましょう。

 

そんな便利な液性ですが、液性が強くなればなるほど、素材を痛めたり

手荒れにつながったりしますので、使うときは注意が必要です。

賢い使い方を次回の記事でご紹介します。